後期高齢者歯科口腔健康診査(歯科健診)は、広域連合が実施する、歯や歯ぐき、入れ歯、かむ力や飲み込む力を調べる健診です。千葉県と東京都の広域連合エリアの市区の案内では、対象はその年度に76歳になる被保険者で、健診そのものの窓口負担はありません。ただし、全国で同じ内容とは確認できていないため、お住まいの案内でご確認ください。
対象になる人
千葉市は、千葉県後期高齢者医療広域連合が、今年度に76歳になる被保険者を対象に歯科健診を実施していると案内しています。令和8年度は、昭和25年4月2日から昭和26年4月1日生まれの方です。対象の方には、5月下旬に市から受診票が送られます。
板橋区は、区に住民登録のある東京都後期高齢者医療広域連合の被保険者で、年度内に76歳の誕生日を迎える方を対象としています。令和8年8月1日現在で区内に住民登録のある被保険者に、受診券と実施機関の一覧表を送ると案内しています。
このように、対象の年齢の考え方は2つの例で近いものの、誕生日の範囲や受診券の送付時期は、広域連合や市区によって異なります。
費用
千葉市と柏市は、歯科健診に係る窓口負担はないと案内しています。板橋区も費用は無料としています。ただし千葉市は、健診のあとに必要になった治療の費用は有料とし、柏市は健診当日と健診後の治療の費用が有料としています。健診で歯の治療が必要と分かった場合、その治療は通常の保険診療として、窓口で一部負担金を払います。窓口負担の割合は窓口負担割合の判定で確認できます。
受け方と持ち物
千葉市の案内では、受け方と持ち物は次のとおりです。
- 受診を希望する人は、健診協力医療機関に直接予約して受診します
- 受診できるのは期間中に1人1回です
- 千葉県内の市町村間で転居した場合でも、前の市町村で受診していれば、新しい市町村で再び受診することはできません
- 持ち物は、マイナ保険証または資格確認書と、その年度の受診票です
- 協力医療機関は千葉県歯科医師会会員の協力医療機関で、市外の協力医療機関でも受診できます
実施期間も地域で異なります。千葉市の例は令和8年6月1日から令和9年1月31日まで、板橋区の例は令和8年9月1日から12月28日までです。受診票や受診券が届いたら、期間を過ぎないように早めに予約してください。
健診の内容
千葉市の案内では、健診の項目は口腔診査(歯と歯肉の状態、かみ合わせ、舌の動きや物を飲み込む力などの口腔機能、入れ歯の状態)と、むし歯や歯周疾患の予防法などの口腔衛生指導です。板橋区は、問診、義歯の管理、口腔機能、口の乾燥、歯の状態などを内容としています。
確認する先
対象者、実施期間、協力医療機関は、お住まいの市区町村の後期高齢者医療の窓口か、広域連合の案内で確認できます。お住まいの広域連合は都道府県別の一覧から探せます。内科などの健康診査については後期高齢者医療の健康診査で整理しています。
一般的な制度の説明であり、個別の受診の可否の判断は行っていません。示した日付や期間は、令和8年度の千葉市・柏市・板橋区の案内の例です。確認日は令和8年10月3日です。
出典:千葉市「後期高齢者歯科口腔健康診査(歯科健診)を受けましょう」、柏市「後期高齢者歯科口腔健康診査のご案内」、板橋区「後期高齢者歯科健診」(2026年5月26日更新)(一次資料・出典一覧参照)。